先日、東寺参拝をガイドさせていただきました。
東寺は、年間何回行くんだというぐらい行く超リピーターです(笑)
さて、今日は先日の東寺参拝で気づいたことをシェアしたいと思います。
実は、東寺には結界があり、聖域に入るためには、拝観料が必要になります。
講堂
まず講堂ですが、こちらは俗に立体曼荼羅と呼ばれており、大日如来を中心に仏像で曼荼羅を表現してあります。
如来、菩薩、明王、天の四層構造を、五仏、五菩薩、五大明王、四天王、梵天・帝釈天を配置、密教の世界観です。
如来・菩薩を警護するかのように明王・天が配置されており、私が感じるところでは、この講堂が洛中の南の結界になっています。
空海は、智慧と力を表現したかったのかもしれません。
金堂
講堂とはうって変わって、金堂の仏像は3体です。
なんとも物静かな薬師如来が中央に鎮座ましまして、向かって右側が日光菩薩、左側が月光(がっこう)菩薩です。
今回の参拝で気づいたことは、東寺のメインは薬師如来ではないかということです。
講堂は、智慧と力、金堂は、許しと癒やしではないかと思ったわけです。
そして場のエネルギーが、金堂はとてもやさしく、きめ細かく、とても気持ちよくリラックスして眠くなるようなそんな空間でした。
まとめ
東寺は、代理参拝で何度も訪れていますが、薬師如来はとてつもなく効きます。
圧倒的な癒やしのパワーです。
次に、大日如来は大宇宙です。そしてあなた自身は小宇宙だということを自覚してコンタクトするとなんらかの応えがあるかもしれません。
そして、五大明王の中心の大聖大日不動明王は、大日如来の化身で、何よりも強い愛と正義の象徴です。
参拝されるときには、この三つをポイントを参考に、心の底から湧き出る想いをお伝えすると良いと思われます。